DMIを活用したトレンド相場でのバイナリーオプション必勝法！

今回はDMIというオシレーター系のテクニカルツールの基本的な使い方と
バイナリーオプション必勝法としての活用方法をご紹介していきたいと思います。
このテクニカルツールはトレンドの方向性や、相場の勢いの強弱、
さらには上昇・下降への転換のポイントも
判別することができますので、他のテクニカルツールと併用しなくても
これ一つで取引することができますが、
オシレーター系にはありがちなデメリットもありますので
しっかりと対策をして活用していきましょう。

DMIとは？

トレンドには方向性と、勢いの強弱があります。
それらをシグナルとして表示させたのがDMIで、
「+DI」「-DI」「ADX」「ADXR」の４本のシグナルから構成されています。

４本もあるので複雑で難しいと思うかもしれませんが、
実はとても分かりやすいテクニカルツールなので
この機会にぜひ覚えましょう。

それでは最初に４本のシグナルのそれぞれの役割から解説していきたいと思いますので、
下記のチャートをご覧下さい。

• ■+DI・・・価格の上昇を表している(上昇傾向)
• ■-DI・・・価格の下降を表している(下降傾向)
• ■ADX・・・トレンドの勢いを表している
• ■ADXR・・・ADXの一定期間の平均値を表している

４本のシグナルには上記の意味があり、
+DIが-DIの上に位置している時は上昇トレンドと判断し、
逆に-DIが+DIの上に位置している場合は下降トレンドと判断することができます。

また、+DIが-DIを下から上にクロス（上抜け）すると下降から上昇への転換、
+DIが-DIを上から下にクロス（下抜け）すると上昇から下降への転換と判断することができます。
以下の画像に表しましたのでご確認下さい。

このように±DIのクロスで上昇・下降の転換を判断し、
トレードすることができます。

ADXでダマシを回避しよう！

特に短期売買のバイナリーオプションでは、
相場状況によってはダマシが多くなり、機能しなくなってしまうのが
オシレーター系のテクニカルツールのデメリットです。

このダマシを少しでも回避するために
ADXというトレンドの勢いを示すシグナルを活用します。
まずはADXについてご紹介していきたいと思いますので
下記の画像を確認していいきましょう。

ADXが上昇している時はトレンドが発生しているときで、
逆に下降しているときはトレンドがないという判断ができます。
これは価格の上昇・下降は関係なく、トレンドの強弱に対して
ADXは上昇・下降と形成されます。

つまり、下降から上昇した場合はトレンドの始まりで、
上昇から下降がトレンドの終わりと判断できるということです。

この時のADXの数値が25付近から上昇すれば
強いトレンドの発生と判断でき、25以下での傾きは判断基準とはなりません。
上限の目安としては60付近となりますので
それ以上になるとこちらも判断基準とはなりません。

DMIを活用したバイナリーオプション必勝法！

次はDMIを活用したバイナリーオプション必勝法を
実際のトレードでどのように活用していくかを
解説していきたいと思います。

±DIがクロスしたあとADXが下降する-DIを上抜いたときが買い、
逆に下降する+DIを上抜いたときが売りとなります。

まず①の場面でわずかではありますが、
+DIが-DIを下から上抜ける上昇へのクロスが発生しています。
その後②の場面でADXが下降する、-DIを下から上抜けていますので
ここで±DIとADX両方のシグナルが発生したので
エントリーチャンスとなります。

この時にADXの上昇が続くようでしたらトレンドが発生していますので
連続してトレードできるチャンスとなりますが、
先ほどお話しました通り、上限は60付近を目安としておきましょう。

このようにDMIは上昇への転換のシグナルや、
トレンドの方向性、強弱を視覚的に確認することができますので
素早い判断が必要とされるバイナリーオプションでは
とても有効的に働くと言えます。

以上のようにDMIはADXを同時に表示させることで、
転換の位置からトレンドの強弱まで判断できます。
ダマシを回避するためにも必ずADXを表示するようにしましょう。

ここに「ボリンジャーバンド」を加えれば売買ポイントの精度も高まりますし、
「ジグザグチャート」などトレンドを判断するためのテクニカルツールを表示させれば
直近のトレンドの方向性の判断の精度も高まりますので
ぜひ今後のトレードの参考にしてみて下さい。

トレンド相場を攻略するためのバイナリーオプション必勝法は
下記のページでまとめています。

■トレンド相場でのバイナリーオプション必勝法（http://binaryoption-trader.jp/?p=2930）
ぜひこちらも参考にしてみてください。